防災訓練の実施
12月4日(日)上鷺東公園にて北鷺町会主催の防災訓練を実施いたしました。コロナウイルスの影響もあったため実に4年ぶりの開催となりました。
今回の訓練内容は、①実際の揺れる震度を体験出来る起震車「グラッと君」を使った震度体験訓練 ②棒と毛布を使って作る簡易担架作成訓練 ③心肺停止状態となった時に蘇生させるための機材であるAEDの操作訓練 ④実際の炎を消すために「ほのお君」を使った消火器を使用しての消火訓練 ⑤大きな災害があった時に道路上にある消火栓に本体を繋げてホースから水道管からの水圧で放水できる初期消火機器のスタンドパイプの操作訓練 以上の5項目の訓練をいたしました。参加者は皆さん指導者の消防隊員さんの説明をよく聞いて真剣に訓練にとりくんでいました。
また、当日は防災倉庫も開放し参加者の皆さんにどのようなものが中に入っているかを見ていただきました。倉庫内の資機材の使い方など質問もいただき地域の方の意識の高さを感じられました。
訓練とは別に消防署にお願いをしてミニ消防服を用意していただいたところお子さん達に大人気で、即席で可愛い消防士さんがたくさん誕生いたしました。お子さんはもちろん親御さんもとても喜んで写真を撮られている姿にほっこりと暖かい気持ちにさせていただきました。
加えて今回は都立稔が丘高等学校の先生・生徒さん合わせて9名の方がこの防災訓練に協力参加をしていただけました。休日でありながらお手伝いに出てきていただき、大変助かりましたし皆さんがとてもしっかりしていて頼もしく感じました。
当日は寒かったにもかかわらず合計170名以上の方にご参加いただきました。けが人もなく無事に終了出来ました事に感謝いたします。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
個人から家族へそして地域へと皆が防災意識を高め災害に強い街作りが出来るよう北鷺町会も地域の皆様と協力しながら努力していきたいと思います。
最後となりましたが、今回の防災訓練でご指導をいただきました野方消防署鷺宮出張所の皆様、中野区地域防災課の皆様、そして都立稔が丘高等学校の皆様に心より感謝申し上げます。