平成28年10月6日に、班長さんと共に理事を含めて環境問題に関しての研修ツアー(日帰り)を実施しました。今年は40数名の参加でバス1台に満席の様子で朝7時45分に品川清掃工場に向けて出発した。
到着し、工場の大教室で、工場全体の概要の説明の後、複数の班に分れて工場内見学をした。
廊下にはパネルや、リサイクルで再生されたいくつかの展示物があった。「このアルミニウムのインゴットは缶ビールのアキカン約60個でできます。持ってみますか」、「重いでしょう。これは1キログラムあります。」と言われ何人かの人が持って思い思い(重い、重い)のことを言って感心している様子であった。
 運び込まれた可燃ゴミを焼却する説明はいつものパターン。それでも有毒物質の除去技術は常に進歩しているようで、排気ガスが殆ど無害になっている事に驚かされた。
昼食はホテルのバイキングで済ませて、次に羽田空港国際線ターミナルを見学した。まれに利用するときは、旅行の事で頭が一杯でゆっくり見学することもなかったが、展望台で離着陸するジェット機の姿を晴天下で身近に見ることができた。空港ロビーには、復元された「日本橋」の一部がある。遠くからみることはあったが、今回はゆっくりと傍で観察できた。実物と同じ木組みに拵えたのだろうか、匠の技を感じさせた。弓なりに反った曲線も近くで見ると直線の木を使っているのに驚かされた。話はそれますが和服と洋服の違いの1つに、糸を抜いてバラバラにすると和服は長方形の断片になり、洋服はさまざまな曲線の切れはしになる。この曲線を描いている日本橋を解体すると、主として直線からなる木材から構成されていることだろう。改めて日本文化は直線を上手に生かしている点で、先人たちの智恵を感じさせるモノがあった。
 そして、内容のある1日を過ごして、バスは帰路についた。

 ここで1つ小咄。
「今日は清掃工場見学でアルミのインゴット持ってみた方いますか?」(何人かがうなずく)
「重かったですか?」(うなずく人少なし)
「ワタシは、あんまり重すぎて持てなかったですヨ。何しろアレは60貫(缶)で出来てますので……」(笑)